2009.12 シチリアへ♪3-パレルモの名所-
2010年 01月 08日
シチリアは建築の宝庫!。
この旅で特に楽しみにしていたのはパロック様式の建築の数々です。
ゲーテはパレルモを「美しいイスラムの都市」と言ったそうですが、
歩いてみると、素晴らしい建物たちなのに、煤けた印象が。
道には張り紙がバラバラと落ちている。
でも、やさぐれているんだけれど、活気に満ちていて明るい。
いかめしい建物の先には港の海がキラキラと光っていて・・・。
市場の奥にはナポリのように洗濯物が干されています。
ただ、観光客も少ない季節。
あまりデジカメでバチバチ撮る雰囲気ではなかったので
写真に残っているのはいわゆる名所。
最初の写真は旧市街の「クアトロ・カンティ」という四つ辻です。
大きすぎて上手く取れませんでした!
魚眼レンズが欲しかった・・・。
夜も来たかったな〜。
きっとライトアップが素敵だったと思う。
パレルモ滞在中は夕方になると雨が降って来てしまって
散歩できなかったのが残念でした!
二つ目の写真はマッシモ劇場です。
映画「ゴッドファーザー3」のラストシーンが撮影されました。
ゴッドファーザーであるマイケルの息子がオペラ歌手になり、
その初舞台がこのマッシモ劇場。
終演後に娘がこの大階段で撃たれてしまうんですよね〜。
この時期はクリスマス時期だったのでポインセチアが
置かれていました。赤い絨毯みたいでステキ でした♪
ちなみにクリスマスは「ナターレ」と言うそうで 、
ずーっと「ウォノナターレ!!」「アウグーリ!!」が
挨拶でした。
あと、シチリアの人は最後に「チャォ」だけでなく
「チャォ、チャォ、チャォ」とか連呼するの。
それが可愛かったです。本土でもそうなのかな?
3つ目の写真は外せないハイライト、ノルマン王宮の礼拝堂 、
「パラティーナ礼拝堂」です。
金色のまばゆい空間!
素晴らしかったです!!
こんなにきらびやかなモザイクなのに、天井が木製の蜂の巣上の
幾何学模様の細工がしてあったり、イスラムやビザンチン文化が
混ざった独特な礼拝堂なのです。
カメラ禁止の絵が書いてあるのに、係の人が「いいよ、いいよ」と
言ってくれて。
これもシーズンオフのおかげでしょうか。
さて、次は市場です〜。