ピアノを始めてからずっとのんびりペースだった生徒ちゃん。
中学生になって、歌の伴奏を担当する事になったこの夏。
古澤先生にバトンタッチしてから、この生徒ちゃんをレッスンする事は
なかったのだけれど、どうしても予定が合わず、私がレッスンを見た時の話し。
一回目のレッスンでは
「弾けない曲をどうして立候補するの〜」と内心不思議な気持ちを
抱えながら彼女と一緒に譜読みをし、リズムを治させた。
実力よりもずっと難しい曲です。
合唱の伴奏は得てして難しいものだけれど、ブルグくらいでは苦労する曲。
それが・・・今日、隣のリビングで聴いていたら
今、誰のレッスンだっけ?と確かめてしまう程、上手いピアノが聴こえて来た。
良く聴くと、例の合唱曲。
レッスンが終わり、古澤先生に聞くと
「彼女、ものすごく練習したみたいで、沢山練習したでしょ?って聞いたら
はい〜〜(笑顔)!と満面の笑みだったよ。普段の彼女から察すると
ものすごく、一日に何時間も何時間も練習したと思う。彼女の良さは
素直さ。器用ではないけれど言った事をきちんと守ろうとする。
これは化けるかもよ♪」と先生もニコニコ。
うんうん、化けちゃいなさい!
やっと、心と、テクニックが結びついてきたね。
来年の発表会が楽しみです!